ご挨拶

公益財団法人 全国高等学校体育連盟
ラグビー専門部
部長 柴田 淳

部長 柴田淳

4月、春の選抜大会を皮切りに平成25年度がスタートいたしました。この選抜大会では、近畿・大阪勢がベスト4を独占し、全国の勢力分布図に大きな変化がもたらされました。毎年チームが生まれ変わる高校生チームでは、このような変化もまたスポーティングチャンスといわれるところです。年末の全国大会が高校ラガーマンにとっての最終目標ですが、それぞれに技を磨き力を蓄えてもっともっと大きく成長していってもらいたいと思います。

6月15日、日本代表はウェールズ代表を23対8で破り、日本のテストマッチ史上初(ホームユニオンとのテストマッチで初勝利)となる歴史的快挙を成し遂げました。世界のトップチームと競り合えるチームを目指して強化を続けてきた我が国にとってやっと見えてきた成果であり、「ワールドカップ2019」開催に向けて弾みのつく明るい材料であります。これら日本代表の好結果は、高校生ラガーマンが未来に抱く夢や期待感を大きく膨らませてくれます。次世代の日本代表となる選手達が次々と育っていってくれることを期待して、今年度もまた高体連ラグビー専門部事業を多くの皆様方と共に着実に進めていきたいと思います。

さて、本専門部では、年度当初の全国専門委員長会議において以下のことがらについて協議し、事業計画を立てました。
(1) 「7人制ラグビー全国大会」来年度実施に向けた取り組み
(2) 平成26年度事業計画の見直しと平成25年度中に行う準備
(3) 女子ラグビー普及育成、活動機会を増やす方策
(4) U16、U17、トライリージョン、高校代表強化活動
(5) ニュージーランド研修の充実
(6) RFS事業の積極的活用、ホームページを活用した高校ラグビーの広報

これらの内、特に「7人制ラグビー全国大会」の実施案については、具体案を提示し、実施に向けてさらに検討を重ねているところです。2016年からオリンピック種目となる7人制ラグビー、高校生のこの大会が7人制ラグビー独特の技能を高める絶好の機会となること(強化活動)、そして、部員減少によって15人制の試合に単独出場できない学校に単独校として大会出場できる機会の提供(普及活動)になると考えています。

女子ラグビーも、4月の選抜大会そして7月の菅平におけるコベルコカップ大会と、活動の機会が増え参加選手の数も増えて着実に前進しています。

U-18三地区対抗試合“Tri-regions” は、岩手県のご協力のもと北上市での開催となりました。合宿中選手たちは釜石市でのボランティア活動にも参加させていただき、復興に向けて働く人たちの実情を知る機会ともなりました。

ニュージーランド研修は7月に時期を移動し、8月の合宿期とぶつかっていた日程から参加しやすくなりました。各ブロックのコーチ陣の派遣(3年計画の3年目)や研修希望者への5万円の援助(今年度は14名)が行われます。今年は女子選手12名を含む52名の高校生の参加申し込みがありました。本場のラグビーに触れ優れた指導が受けられますので、是非有効に活用していただければと思います。

以上のように、さまざまな事業が今年度も展開されます。その中でRFS事業による還元金は重要な役割を果たしております。本事業の趣旨をご理解くださいまして、高校ラグビー発展のためにより多くのご支援を賜りますようお願い申し上げます。

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