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スクラムの組み方に関わるルール改正の具体的適用について
(財)全国高体連ラグビー専門部
部長 前田 嘉昭
U19スクラムプロジェクト
委員長 渡辺 一郎
標記の件について、全国各地で実施されたスクラム講習会・U17ブロック講習会に参加された先生方、スクラム担当コーチよりいくつかの疑問点、ご意見を頂いております。
これについて高体連ラグビー専門部U19スクラムプロジェクトで協議し、下記のとおり統一見解を出させて頂きます。
特にレフリングについて、不安視する声が多いため、下記の統一見解は、日本協会レフリー委員会より各都道府県レフリー委員会にも伝達して頂くことになっております。
夏合宿を迎えるに当たり、下記の点に十分注意され、大きな事故のないようスクラムの練習を実施いただくようお願い申し上げます。
記
チームサイド(選手、指導者)
- 指導者は『安全』ということをまず念頭において指導してください。
- 選手はレフリーの発する1つ1つのコール(クラウチ、タッチ、ポーズ、エンゲージ)を確認しながら、コールに従って以下の点に注意し、慌てずにスクラムを組む準備をしてください。
- 「クラウチ」のコール時、フロントローの肩のラインはゴールラインに平行になっているか(1番の左肩、3番の右肩が前方に出る傾向がある)、また、肩の位置が腰より高いかを確認する。
- 「タッチ」のコール時、手を外側にまわして、タッチをしない(肩のラインが平行でなくなる)でまっすぐに手を出し、肩にタッチする。
- 「ポーズ」のコールで必ず全員が静止をする。
- 「エンゲージ」時、NO8が肩をつけずに両手でロックを押す行為は高校生レベルでは危険と判断し、禁止とする。
- 試合や合同練習を行うに当たっては、試合前にレフリー、指導者、選手(特にフロントロ-)によって「コールのタイミング」について確認し、「エンゲージの強さ」等について話し合い、共通認識を持ってください。
- 公式戦の1回戦などでレベルの差が大きく、エンゲージでコンテストさせるのが危険だとレフリーが判断した場合、ノンコンテストスクラムで組ませて下さい。ノンコンテストスクラムとは、安全にコンテストしないスクラムですので、タッチをした状態でソフトエンゲージで、8人で組ませて下さい。尚、このような事象が起きないように、この夏しっかりトレーニングをつみ、スクラムの練習を行ってください。
参照
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レフリー
- 選手とコミュニケーションをとってください。フッカーに声をかけ間合いを確認してください。
- クラウチのコールで静止してしっかり姿勢がとれているかを確認してください。
静止できていない時には、すぐさま間に入って指導をして、やり直してください。 - ポーズのコール時、自分の体重を自分で支えしっかり自立しているか、フロントロー6人の目線の高さが合い、なおかつ、しっかりお互いの相手を見ているかを確認してください。
- 上記のことを安全かつ確実に行うためにも、レフリーには
- 大きい声でゆっくりコールする
- 危険なスクラムと判断した場合、すぐ反則を取るのではなくまず指導する
- タッチとポーズの間が短いコールが一部メディアで流れているが、U19ルールではタッチとポーズの間の時間は十分取る
- ポーズ時、フロントローだけでなくロック、バックローも自立しているかを確認しエンゲージのコールをかける、ということをお願いしております。
- 下記のスクラム時の反則を参考にすぐに笛を吹いて罰するのでなくきちんと指導を入れてください。
スクラム時の反則
| クラウチ | 腰より肩の位置が低い→FK クラウチしない、不十分なクラウチ→FK |
|---|---|
| タッチ | 相手の肩以外をタッチ、もしくはタッチしない→FK タッチしたまま手を離さない(いわゆるホールド)→FK |
| ポーズ | ポーズしない ポーズ後さらに離れて当たる、または突っかける(チャージする)→PK 危険なプレーと判断したため |
| エンゲージ | エンゲージ後、静止せずに押す→FK 落ちる、落とす(アングルも)→PK 危険なプレーと判断したため |
| ボール投入 | すぐに、真っ直ぐ入れない→FK |















